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連写測定 [撮影機材]


CAPAに載っていたカメラのシャッターの計測をやってみる事にしました。 ファインダーの覗き窓に光センサーを付けて連写した時の光の明暗を測定します。

波形の見方.jpg

まずは波形の見方から。 これはD-500の1/30秒の場合で、オレンジの波形はファインダーの明るさを測ったもので、目盛りの上の方にある時は、カメラのミラーが降りていてファインダーに景色が見えている状態です。 なので明るく、電圧が高くなっています。 目盛りの下の方にある時はミラーが上がっていてブラックアウトしている状態です。 この状態の時にシャッターが開いてセンサーから画像を読み込んでいます。

緑の波形は液晶に取り付けたマイクの波形で、シャッター音を捉えています。 横軸、縦軸のスケールは状況に応じて変えていますので、単純に比較できないことがあります。

時間は左から右に流れていき、シャッターボタンを押すと、ミラーが上がってシャッターが開き、閉まる。 次にミラーが降りて次の撮影に備えます。 この測定ではセンサーから画像を読み出すことや、メモリーに画像を書き込むタイミングはわかりません。


d500-250.jpg

D500の1/250秒の波形です。 D500の場合は1/250秒の時シャッター幕が全開します。 全開時間は短いのでシャッターの先幕と後幕の音は1つになってしまっています。 中央付近がそれだと思います。 CAPAの記事によるとシャッターを押してからミラーが動作するまでが10ms程度の様なので、この場合おおよそグラフの左端あたりでシャッターを押したことになります。 (シャッターを押した時点は私の測定方法ではわかりません) D500のレリーズタイムラグは40~50msあたりだと思いますので、だいたい測定値と一致していますね。 また、ミラーの音よりシャッター音の方が大きそうです。

k-3-180.jpg

こちらはK-3iiの1/180秒の波形。 上のとは横軸スケールが違っています。 K-3IIの場合はストロボ同調速度が1/180秒でシャッターが全開します。 シャッターを押してからミラーが上がり始める時間がD500と同じだと仮定すると(多分異なりますが)、レリーズタイムラグは95msくらいでしょうか。 これも何処かで見た値と同じくらいですね。 なので、K-3IIの時にツバメを撮るのは難しかったわけです。

k-3-2000.jpg

次に連写です。 K-3IIで最速の連写をして見ました。 グラフの横幅が1秒で、山から山までが1回のシャッターと言うことになります。8枚ちょっと撮れていますね。 公称8.3枚を満足しています。 最初の一枚が少し遅いので、それを除けば秒9枚近く撮れています。

d500-2000.jpg

こちらはD500で秒10枚の連写。 充分ですね。 シャッター音はやはりK-3IIより大きい感じ。

d500-Qc.jpg

最後にD500の静音モードで連写した場合です。秒3枚くらいに落ちてしまいますが、シャッター音は静かになりました。 ピーク値が変わっていないので実際に撮っている時はそれほど静かには感じないのですが、鳥を近くで撮っている時は明らかに鳥の反応が違います。

で、それがどうしたと言う話ですが、別にどうと言うことは無いですね。^^; 連写している時にK-3IIよりD500の方が被写体を追い易かったので見えている時間が長い(オレンジの上の部分の幅)かと思ったのですが、K-3IIの方が長いくらいです。 見えている時間の長さより、見える頻度の影響の方が大きいんでしょうか。

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テレコンテスト [撮影機材]

何だか変な風邪に捕まってしまったようで、なかなか回復しません。
進行が遅く熱はあまり出ないのですが、咳がひどくて困る。
関係が無いのかもしれないけど腰痛が出てなかなか治らない。
やっと良くなりかけた様な気がしますが、ヒノキの花粉も飛んでいるせいか、症状が良く把握できません。
もう少し養生しないといけません。

そんな訳で、以前から気になっていたテレコンの解像度を検証してみることにしました。
被写体は約50m先の電柱のボルトです。
カメラはNIKON D500、使用レンズはAF-S Nikkor 300mm f/4E PF ED VR。
テレコンはAF-S TELECONVERTER TC-14E IIIとAF-S TELECONVERTER TC-20E IIIです。
三脚に据え、ISO400、絞り解放で背面液晶で手動で拡大ピント合わせをしました。
何枚か撮った中の最高の解像度のものを使用しています。
シャッター速度は1/500~1/2000秒です。
手ぶれ補正をかけるとフワフワと画面が動き回るし、補正をOFFにすると手ぶれでAFが合わせられなくなるくらい振動します。
なのでもう少し高速のシャッターにしたかったのですが、曇りなのでしょうがないです。

1.0等倍.jpg 1.4等倍.jpg 2.0等倍.jpg
中央部分を拡大しました。
左からテレコン無し、1.4倍テレコン使用、2.0倍テレコン使用の等倍写真です。
前に比べた時は2倍テレコンには無理が有る様な気がしていましたが、これを見る限り十分解像してますね。

写真は通常等倍では使わないので、トリミングして同じ大きさの画像になる様にして見ました。
この時、縮小率が整数分の1だったりすると他の縮小率の場合より画質が良くなってしまうので、全部が中途半端な縮小率になる様トリミングしてみました。
1.0_0.59倍.jpg 1.4_0.42倍.jpg 2.0_0.3倍.jpg
左からテレコン無しを0.59倍に縮小、1.4倍テレコン使用を0.42倍に縮小、2倍テレコン使用を0.3倍に縮小。
これは殆ど差がありません。
せっかくテレコンを使用しても等倍近くで使わないとメリットが出ませんね。

1.0_2倍.jpg 1.4_1.4倍.jpg 2.0_1倍.jpg
左からテレコン無しを2倍にデジタル拡大、1.4倍テレコンを1.4倍にデジタル拡大、2倍テレコン使用を等倍で表示。

今まで、テレコンを使ってもデジタルで拡大したのと大差無いと思っていたのですが、今回ははっきりテレコンの良さが出た様です。
手ぶれや、正確なピント合わせ等の条件を厳密に試験すればテレコンの利点は有りそうです。
しかし、実際の使用となると、手持ちで300mを1/2000秒で使用できるのと600mmで1/500秒でシャッターを切るのとでは大きな差が出そうですし、AFの精度も変わるので性能を活かしきれていないんでしょうね。


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